「このハム、特売ですごく安い!ラッキー」
「艶のいい明太子だから、きっと高品質」
私たちは、こうして知らない間に、少しずつ身体と舌を壊していっているかも知れません。
疑問に思ったことはありませんか?
「家の野菜は直ぐに黒ずんでくるのに、コンビニサラダはいつまでも鮮やかでシャキシャキ」
これらは全て、食品添加物が裏で暗躍しています。
大人も子どもも、それを知らずに美味しいと言って食べ続けているのが日本の現状です。
●この記事でわかること ・食品添加物の使用例 ・食品添加物の危険性 ・食品添加物のメリット ・食品添加物と上手く付き合う方法
<参考文献↓↓>
製造者は絶対食べない食品たち
ミートボール:どろどろクズ肉 + 白い粉
子どもも大好きなミートボール。
あんなに安くて美味しいものは、たくさんの白い粉(食品添加物)と共にこんな風に作られます。
●激安ミートボールの製造工程 (1)クズ肉に廃鶏を混ぜてかさ増し (2)自然界に存在しない化学調味料で味付け (3)結着剤と乳化剤で製造ライン効率UP (4)着色料でそれっぽい色に (5)保存料で賞味期限を延長 (6)酸化防止剤で見た目の維持 (7)酸味料と増粘多糖類の ソースもどきでコーティング →完成
ハム:3割が水 + 白い粉
朝食にもよく使うハム。これも安いですよね。
これは搾れば水が出てきそうな程に水を含んでいるため、業界では雑巾ハムと呼ばれています。
それはこんな風に作られます。
●激安ハムの製造工程 (1)豚肉に注射器で添加物入りの
肉用ゼリー液(水)をたっぷり注入 (2)ブヨブヨになった豚肉を成形・加熱 →完成
明太子:10種類のクスリ漬け
明太子の原料はタラコ。
タラコは硬くて色のいいものが高級品と言われていますが、これも添加物で作り上げます。
●高級そうな明太子の製造工程 (1)低級タラコを仕入れ (2)リン酸塩・亜硝酸・有機酸塩などで 見た目と食感を高級タラコに (3)数種類の化学調味料で明太子味に →完成
コンビニサラダ:漂白剤と殺菌剤でじゃぶじゃぶ
忙しい時にあると助かるコンビニサラダやカット野菜。
これらも薬品漬けでした。
●コンビニサラダの製造工程 (1)傷んだ野菜を漂白 (2)殺菌剤プールに漬け込み数回洗浄 (3)くたくたになった野菜を ph調整剤でシャキシャキさせる →完成
みかんの缶詰:皮むきは塩酸で
デザートや手作りケーキに使う、みかんの缶詰め。
これには塩酸が使われていました。。。
しかもこの塩酸、後から他の薬品で中和しているので、原材料の表示には出てきません。
●みかんの缶詰の製造工程
(1)外皮を剥く
(2)塩酸で内皮を溶かす
(3)カセイソーダで塩酸を中和
(4)ブドウ糖果糖液糖シロップに漬ける
→完成
食品添加物の危険性
ここまでは、添加物や薬品を使った加工食品を紹介してきました。
ここからは、添加物の危険性についてご紹介します。
食品添加物の毒性、味覚破壊
●ブドウ糖果糖液糖で血糖値急上昇?
ジュースに大量に含まれる液状の糖質です。
デンプンをブドウ糖に分解済みなので、身体に取り入れると直ぐに吸収される為、血糖値が急上昇します。
●たんぱく加水分解物で発がん性?
うま味の素としてよく使われます。有名なだしの素もこれを使っています。
大豆に塩酸をかけることで、強制的にアミノ酸に分解します。
後から塩酸は中和しますが、塩酸によって塩素化合物が生成されていて、これは発がん性物質だと言われています。
これは非常に危険なので、食品メーカはこの塩素化合物の含有量が規定を超えていないかチェックをしているそうです。裏を返せば、食品メーカは発がん性物質が含まれていることを知っていて世に出しているということになる・・・?
添加物の規制の仕方
食品中にある添加物をどれだけ含有していいかは、国が定めています。
しかしそのOKラインは割とテキトーみたいです。
ざっくり説明すると、以下の様な手順になります。
(1)対象の食品添加物を、実験用のネズミが死ぬまで与え続ける。
(2)ネズミが死んだ量の100分の1の量なら食品に入れてもOKにする。
結局どうすればいいのか?
食品添加物の現状は危険な面もある一方で、便利さや手軽さといったメリットもあります。
そんな訳で、私たち消費者は「わかったうえで選ぶ」・「食品に対して疑問を持つ」ことが大切だと思います。
基本的に、食品の加工度が低い=素材の状態に近いものであれば、食品添加物の含有量は少なくなるので、普段は頑張って自炊をして、どうしても時間がない時、休みたい時には加工食品や外食に頼っていいと思います。
また、なぜこんなに安いのだろう?と素朴な疑問をもつことで添加物へのアンテナを高めることができます。安いものには理由があります。
参考になれば嬉しいです。
ではまた!
<参考文献↓↓>
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