「もう終わりだ・・・」
「もうダメかもしれない・・・」
生きていればそう思う事もあるとおもいます。
今回ご紹介するタルムード●追い詰められたユダヤ人●では、そんな時に「決して諦めない」ことの大切さを学べます。
ではいきましょう!
追い詰められたユダヤ人
(前説)
中世のヨーロッパでは、ユダヤ人は強い差別にあっていました。
領主から何かにつけて難癖をつけられたり、無実の罪を着せられ、処刑されることも多くあったそうです。
(本題)
あるユダヤ人の男が無実の罪で捕まり、裁判官でもある領主からこう言われた。
「ここに封筒が2つある。1つには「無罪放免」もう1つには「死刑」と書いてある。
どちらかを選んで取れ。その封筒に書かれている言葉に私は従おう」
追い詰められた男は必死で生き残る方法を考えた。
しかし、ユダヤ人を差別している領主はどちらの封筒にも「死刑」と書いているに違いない。
さて、どうすればいいか。。。
ここでシンキングタイム
最終的に男は生き残る事ができました。
どのような行動をとって生き延びたのでしょうか?
自分の頭で考えることが大切でしたね。
続きは下方に記載しています。
続き
男は目の前にある封筒の1つをぐしゃぐしゃに丸めると、口の中に放り込み、「ゴクン」と飲み込んだ。
そして領主に向かってこう言い放った。
「領主様、私が選んだ封筒の中に書いてあることは、ここに残っている封筒の中身とは反対のことのはずです。残っている封筒に書かれている言葉が「死刑」ならば、私は無実です。残っている封筒に書いてある言葉を声に出してお読みください」
残った封筒には「死刑」と書かれていた為、男は生き残ることができた。
いかがでしたでしょうか?
最後まで諦めないで知恵を絞れば、目の前の困難に活路が見出せるかもしれませんね。
私たちも、何かを諦める前に、まだできることがあるかもしれません。
みなさんの豊かな人生の一助となれれば幸いです。
ではまた!
参考文献
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