「FXを始めたいけどどうすればいい？」
「FXをやるうえで一番重要なことは？」
FXで稼ぐためには２つのスキルが必要です。
ひとつは、やり方。戦術や手法といったものです。
もうひとつは、マインド構築です。このマインド構築は多くの個人投資家がその重要さに気づいていません。
FXトレードにおけるマインド構築ができていなければ、いくら戦術を磨いてもダメです。まぐれの１勝はできても勝ち続けることはできません。
マインド構築と難しい言葉を使っていますが、つまりは脳が騙されるポイントを知って回避しようという話です。
この記事では、脳が騙される効果についてご紹介します。
筆者はFXで資産を4．6倍に増やしましたが、このマインド構築を知ったおかげで勝率が上がりました。
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脳が騙される効果３選
私は絶対大丈夫！と言う人ほど騙されるとよく聞きますが、騙されてしまう人は、もしかするとこの3つの効果によるものかもしれません。
１．ハロー効果
突然ですが問題です。
あなたが好印象が持てる人は、次のAさんとBさんのどちらでしょうか？
Aさん：頭がいい、勤勉、批判的、頑固、嫉妬深い
Bさん：嫉妬深い、頑固、批判的、勤勉、頭がいい
多くの人が、好印象なのはAさんと答えます。
単に言葉の並び順が違うだけで、印象がガラリと変わってしまうのは、まさにハロー効果が脳内で作用していることになります。
FXに関するニュースやツイートなどで、気になる情報があったとしても、言葉の順番に印象を変えられてしまっている可能性があることを認識しておくことが大切です。
【ハロー効果の特徴】 対象の評価が、見た目や特徴に左右されてしまう
２．アンカリング効果
例えば下のバッグ、1万円より高いと思いますか？
このバッグはいくらに見えますか？
では次に下のバッグ、1000円より安いと思いますか？
このバッグはいくらに見えますか？
上のバッグより下のバッグの方が安く思えたのではないでしょうか。
実はこの2つのバッグ、実はどちらもほぼ同じ値段です。これがアンカリング効果になります。
FXトレードで例えばドル円を買いエントリーした場合、エントリー価格より上がったか下がったかを気にしがちですが、自分のエントリー価格は為替市場とは何も関係ありません。
【アンカリング効果の特徴】 あらかじめ示された基準を起点に 考えてしまいやすい
３．もっともらしさ
またまた問題です。
正６面体のサイコロがあり、２面は赤、残り4面は青で塗り分けられています。
このサイコロを20回振るとした時、次の中でどの組み合わせが一番起こりやすそうでしょうか？
- Aパターン：赤 青 赤 赤 赤
- Bパターン：青 赤 青 赤 赤 赤
- Cパターン：青 赤 赤 赤 赤 赤
答えは、Bパターン・・・
が一番起こりやすそうだと思う人が多いそうです。
しかし、確率的に起こりやすいのはAになります。
Bが起こるにはAが起きている必要があるからです。
FXの勝率計算は直感ではなく実際に計算・検証することが大切です。
【もっともらしさの特徴】 2つの事象が同時に起こる場合、 それがもっともらしく見える
まとめ
人間には騙されやすくなる時があります。
それは騙され効果が発生している時であり、ハロー効果、アンカリング効果、もっともらしさの3つが騙され効果になります。
筆者はFXで資産を4．6倍に増やしましたが、このマインド構築を知ったおかげで勝率が上がりました。
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参考になれば嬉しいです。
ではまた！
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