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「子どもが最近スマホばかり見ている・・・」
「このところ子どものスマホ時間が伸びている・・・」
このままでいいのか、なんだか漠然と心配になります。
スマホが人間に及ぼす、特に子どもに及ぼす影響はまだ未知数な部分があります。
しかし既にわかっているデメリットだけでも、制限するだけの十分な理由があると思います。
以下の記事で、スマホ依存のメカニズムと、それによるデメリットを紹介しました。
今回の記事では、親の目線で、子どものスマホ依存に対してできることをご紹介します。
私自身、約半年間にわたって実践し、子どもの発育にもプラスになっていると実感できました。
私(親)にも同じ制限をかけて、子どもと一緒に取り組みました
結果、スマホ時間を減らし、親子で接する時間をより増やすことができました。
また、スマホを見ないことによる開放感も感じることができました。
<参考文献↓↓>
スマホ依存対策の必要性
そもそも、スマホの依存対策は必要なのでしょうか?
そして、依存によってどのようなデメリットがあるのかについてはこちらの記事をご参照ください。
以下の記事で、スマホ依存のメカニズムと、それによるデメリットを紹介しました。
IT企業トップは やっている!スマホ制限
スティーブ・ジョブズ=近くにすら置かない
あのiPhoneで有名なアップル社の創業者スティーブ・ジョブズは、過去の取材に対し「iPadを子どもの近くに置くことすらしない」と答えています。
iPhone開発幹部=開発を後悔
こちらも依存性の強さを目の当たりにし、子どもに制限をかけています。制限をかけられた子どもの落胆する姿を見て、恐ろしいものを開発してしまったとiPhoneを開発したことを後悔する発言をしています。
「いいね」機能の開発者=制限アプリ導入
Facebookの「いいね」機能の開発者は、自分の開発した機能の恐ろしい依存性に気づき、自分のスマホに子供用のスマホ制限アプリを導入しています。
スマホ依存対策3選
気づいた人は始めているスマホ制限。
どのように始めていけばいいのか?
私自身の体験から、効果があった具体例3選をご紹介します。
「どんなことがしたい?」
まず、スマホ・タブレットは、子どもが見たいと言った時のみ渡すようにします。
テレビにおいても、子どもが見たいと言った時のみリモコンを渡すようにします。
そして、なぜスマホが見たいのか?スマホで何をしたいのか?を聞くようにします。
この問いかけにより、目的意識を持たせるようにします。
●会話例
子「スマホ貸して〜」
親「いいよ、何かやりたいことがあるの?」
子「Youtubeが見た〜い」
親「Youtube楽しいもんね、どんなのが見たいの?」
子「う〜ん・・・〇〇(キャラクター)」
親「〇〇が見たいんだね、〇〇好きだもんね」
「何時までにする?」
次にスマホを渡すのですが、その際に「何時までにする?」と聞き、時間制限の約束を先にしておくようにします。
まだ時計が読めない場合は、「長い針が5になったらお終いにしようか」などと約束して、時間を意識してもらいます。
一方、子どもはスマホを見始めると集中しますから、時間のことは忘れてしまいます。
約束時間の少し前から時間を知らせることで、もう少しなんだと心構えしてもらいます。
約束時間になっていきなり強制終了するよりも、納得して終了してもらえるようになります。
我が家では1回につき20分以内を目安に約束します
時間が来てすぐに取り上げることはせず、できるだけ子ども自身に終わらせる・スマホを返させるように促します。
●会話例
(上記のつづきで)
親「何時までにする?」
子「長い針が・・・6まで」
親「それだと目が悪くなっちゃうから、4がいいと思うよ。どうかな?」
子「うんわかった、4まで!」
親「はい、スマホどうぞ」
(時間が経過して3あたりになったら)
親「今何時かな?まだ大丈夫かな?」
子「(無言で時計を見て、すぐ画面に戻る)」
(約束の時間になったら)
親「時間になったね、終しまいにしようか」
子「もうちょっと見たかったのに〜」
「何が面白かった?」
終了した後は、子どもに感想を聞きます。
こうすることで、情報のインプットだけでなく、アウトプット(誰かに説明)する機会を作ることができます。
私たち大人でも、惰性でSNSやニュースを見ているだけでは、せっかく得られた情報が記憶からすぐに消えてしまいます。アウトプットすることで、記憶の定着が期待できます。
このように、ただスマホをいじる・見るだけで終わらせず、少しでも子どもの成長の糧になる機会を多く作ることを意識していきます。
●会話例
(上記のつづきで)
親「一番面白かったのはどんなところだった?」
子「うーん、〇〇が何回もジャンプしてたところ」
親「何回もジャンプしてたんだ、どんな風にジャンプしてたの?」
子「こんな感じ!(と言ってジャンプし始める)」
親「それは面白かったね、他には何が面白かった?」
子「他にはね〜・・・」
まとめ
いかがでしたでしょうか。
スマホをはじめ、テレビやSNSなどは、完全に禁止することが難しいほど生活に浸透しています。
ルールを設けないと、際限なく時間を奪われかねません。
しかもそれは人生を豊かにするどころか、幸福度まで下げかねません。
我が家では、そのようなスマホ時間を成長する機会に少しでも変えていければと思い実践しています。
●我が家における変化
我が家ではこの依存対策3選を実践することで、親(パートナーと私)自身も、用もなくテレビを点けっぱなしにしなくなりました。
それに伴い、だらだらテレビを見ることもなくなりました。
そしてその時間は、それぞれが本来やりたいことに集中できるようになったと感じています。
ご参考になれば幸いです。
ではまた!
<参考文献↓↓>
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