「人間関係が上手くいかない」
「子どもが言うことを聞かない」
どうしてそうなるんだろう?
答えは過去の偉人が知っていました。
新一万円札の顔になる(予定)の、渋沢栄一さんの書籍「論語と算盤」に記載のある言葉をご紹介します。
実践できれば人生激変?知っておくだけでも、誰かに自慢できるかもしれませんね。
人を「見る」時の3ポイント「視・観・察」
視:行動(外側)を見る
その人の行動によって起きた、事実を見ます。
例)子どもがジュースの入ったコップを落とした。
人の外側だけを見ていては、本当に相手を理解しているとは言えません。
相手を理解していない状態で注意だけされても、言うことを聞こうと思わないか、聞いても納得はしていない状態になってしまいます。
その場は収まってもお互い気分はよくないですね。
<行動のヒント>
まずは、起きた事実を客観的に認識するまでにとどめることを意識しましょう。
この段階で「ダメな事をした」などの評価はしないように気をつけましょう。
観:動機(内側)を見る
その人がなぜその様な行動をとったのかの、感情や意識について考えます。
例)ジュースをこぼした子どもは、好きなキャラクターのアニメが映ったテレビに夢中になっていたから持っていたコップを放してしまった。
<行動のヒント>
人の内側を見ることは、相手を理解する第一歩です。
相手を理解したいという気持ちで「なぜ?」を相手の感情に向けることを意識してみましょう。
察:満足・喜びを得ている根源を見る
その人の更なる内面(動機の元となる意識)について考えます。
例)ジュースをこぼした子どもは、テレビに映っていたキャラクターが憧れの存在だったから夢中になっていまい、持っていたコップを放してしまった。
<行動のヒント>
相手が何に喜びを得るかを掴めたら、起こさせたい行動と結びつけるような言葉をかけましょう。
上述の幼い子どもを指導するのであれば、
「あのキャラクターはコップを机に置いてからテレビを見れるからジュースをこぼさないんだって」
と伝えると
「憧れのキャラクターみたいになるには、テレビを見る前にコップを机に置けばいいんだ」
という思考の変化と、その後のとるべき行動を促すことができます。
まとめ
視観察を実践すれば、指導やお願い事をする際にも
相手が聞いてくれる確率と納得度がUPします。
ご参考になれば嬉しいです。
ではまた!
参考文献
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