FXで勝ち続けるために必要なものを知っていますか?
まず思いつくのは戦術や技術ですよね。もちろん戦術や技術も必要なのですが、それだけではFXで勝ち続けることはできません。
戦術と同じくらい必要なのは、絶対的なマインド構築です。勝ち続けるトレーダーはこのマインド構築がもれなく実践できています。
逆に勝てないトレーダーの多くはマインド構築が弱いために、一時的に利益を得たとしても、長期で見るとマーケットから退場しています。筆者はそんなトレーダーを何人も知っています。
この記事では、FXで勝てない人の心理がわかるキーワードを8つ紹介します。
[参考文献]
思考と想像
●思考
トレーディングにおいて思考は不要です。おかしいと思われるかもしれませんが、勝てないトレーダーの多くは考えすぎ。考えすぎるせいで決断がブレてしまうことにより、勝てる勝負にも勝てなくなります。
トレーディングをする時に必要なのは思考ではなく、ルール通りの行動です。
●想像
トレーディングにおいて想像力も不要です。勝てないトレーダーはチャートの動きやネットのニュースから次に何が起きるかを想像します。つまり、その時の感情に左右され良い様にも悪い様にも想像を巡らせ、本来とるべき行動を取らない選択に至るのです。成功するトレーダーは現実・事実に基づいて行動だけをします。ポジション保有中は余計なことは考えません。
恐怖と強欲
●恐怖
恐怖は知的な行動の妨げになります。恐怖は精神を萎縮させ、判断過程を萎縮させます。チキン利確に走るのも損切りできなくなるのも根源は恐怖。恐怖に打ち勝つのは理性ではありません、機械的なルール遵守です。成功するトレーダーはこれを徹底できます。
●強欲
「ブルとベアは儲かってもピッグは何も得られない」という格言があります。強欲な豚は大儲けを狙ってしまい、結局マーケットから退場してしまいます。大儲けを狙う心理状態は初心者の証。成功するトレーダーはたとえば100万円を1回で狙うより10万円を10回狙います。そうしてリスクを抑えて高確率で手に入るもののみをコツコツ積み重ねます。
情報と期待
●情報
情報は発信者次第で良くも悪くも見せられることを忘れてはなりません。目にした情報を鵜呑みにすると誘導されている可能性すらあります。重要なのは情報そのものではなく、他者がその情報にどう反応するか。そしてそれをチャートから読み解いているのがテクニカル分析です。
●期待
勝てないトレーダーほどマーケットに過度な期待を持っています。期待を胸に投資を始め、いつのまにかギャンブルをしてしまいます。ためしに自分のトレーディング手法を誰かに説明してみるとわかるのですが、なかなか上手く説明できないものです。しかしこれができない人は無意識のうちにギャンブルをしている可能性があります。
調査と希望
●調査
過度な調査は成果に直結しません。むしろ投資行動の結果を振り返った方が成果に繋がりやすくなるのです。成功したトレーダーは皆、買う/売る/様子見/無視、これらをシンプルな方法で判断しています。常に行動し、それがどうなるかを見るというスタンスです。行動こそ最大の学びです。
●希望
希望は快適さと自己満足を与えてくれます。しかしトレーダーにとって希望は敵。含み損を抱え続ける者にとっては大敵です。この場合の希望は取るべき行動を起こさないように仕向けるものです。希望を持つことで事実が見えなくなり、希望を売る者の餌食になってしまいます。
まとめ
この記事ではトレーダーにとって負ける要素となる8つのキーワードを紹介しました。
いくら戦術を磨いても、その戦術通りに行動できなければ勝ち続けることはできません。
しかしいくら知識を持っていても、その知識を実践で生かすためには訓練が必要です。
まずは小さなトレードから始めてみることをお勧めします。
ご参考になれば嬉しいです。
ではまた!
[参考文献]
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