2024年の確定申告の時期がやってきました。
この記事では、筆者自身が実施した確定申告事例を、その時のスクリーンショットと共に1画面ずつ解説/紹介しています。
順番に進めるだけで誰でもカンタンに確定申告できます。
ご自身の確定申告にあたり、ご参考にして頂けたらと思います。
こんな方にオススメ
「副業やFXで収益が出たので確定申告したい」
「配当控除を受ける為に確定申告したい」
「けどe-taxの操作方法が分からない」
それでは早速いきましょう!
●準備するもの
- スマホ(カードリーダー機能付き)
- 源泉徴収票
- FX、株や配当等の取引履歴
- マイナンバーカード
- マイナポータル連携
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●国税庁HPから申告書コーナーへ
準備ができたら、国税庁HPから確定申告書の作成コーナーへいきましょう。
以下にリンクを貼っておきます。
●事前情報の入力
確定申告書を作成する前に、いろいろやることがあります。
主にマイナンバーカード、マイナポータルとの連携のための作業になります。
【ご注意】 プライベートブラウズモードでは 途中で行き詰まってしまい、 最初からやり直すことになります! ”通常モード”で始めてください!
「作成開始」
国税庁HPに入ったら、画面下の「作成開始」へ進みます。
「申告年分」「申告収入」
続いて、いつの申告をするのか、何について申告するのか、自分のやりたいことに沿ったものを選択し、確定しましょう。
「提出方法e-tax(マイナンバーカード方式)」を選択
今回のスマホを使った確定申告では、マイナンバーカードを使って簡単に申告します。
提出方法は、e-tax(マイナンバーカード方式)を選択します。
次項の画像をご参照ください。
「マイナポータル連携する」を選択
スマホでカンタンに確定申告するには、マイナンバーカード方式とマイナポータル連携は必須です。
予め準備しておくことが必要です。
下へスクロールしていき、「次へ」を選択していきます。
下へスクロールしていき、利用規約を確認後、「同意して次へ」を選択します。
マイナポータルへ
自動でマイナポータル画面に切り替わるので、アナウンス通りに操作していきます。
マイナポータルにログイン
自動で画面が切り替わったら、マイナンバーカードの暗証番号4桁を入力し、「次へ」を選択します。
マイナンバーカードの読取り
下の画面が出てきたら、画面の通りに進めます。
マイナンバーカードが上手く読み取れたら、以下の画面に切り替わるので、そのまま「次へ」を選択します。
以下の画面は、次の画面で登録状況が確認できるという、アナウンスです。「次へ」を選択します。
登録状況確認
国税庁に登録している個人情報が表示されます。
確認し問題なければ「次へ」を選択します。
●確定申告書の作成
「作成開始」
ここからは以下の画像の様に画面がPC仕様に切り替わるため、かなり見づらくなります。
しかし残念ながら、途中からPC操作に切り替えることはできません。各所拡大しながらスマホで頑張りましょう。
「マイナ連携有無」はどちらでもOK
マイナポータルとの連携有無は自由です。好きな方を選択し、「作成する」へ進みます。
ちなみに私はマイナポータルに情報登録がないため、連携しないで進めます。(以下の画面が出てきますが無視します)
確定申告書作成コーナー
確認して次へ
申告内容への質問に回答
確認して次へ
所得等のデータを入力 ※FXは注意
いよいよデータ入力です。自分の申告する対象項目(※)をひとつずつ選択し、それぞれ入力していきます。
(※)対象項目とは、申告したい項目ではなく、対象になるもの(サラリーマンであれば「給与所得」が該当)すべてになります
基本的には始めに準備した、源泉徴収票・株の売買履歴・配当履歴・FXの取引履歴 の通りに入力していけばOKなのですが、FXだけかなりややこしいです。以下に注意点をまとめておきます。
【FX収益の入力時の注意点】
FXの収益は、以下に該当します。
・申告分離課税
・雑所得(先物取引)
また、入力時の取引内容は以下の様にします。
・種類:FX会社名
・決裁年月日:空欄
・数量:1年間の取引枚数(1枚=1万通貨)
☆ここで一時保存がオススメ
間違えて画面消しちゃった…などのトラブルで、ここまでやってきたことが水の泡になる可能性があります。
ここでまずしっかり保存しておくことをオススメします。
一時保存は、最下段右側のボタンでできます。(一時保存時の画面は以下)
各項目へ入力
各ページの必要項目を入力していき、「次へ」進んでいきます。
全て入力が終わり、「次へ」を選択すると、以下の画面に移ります。
還付金額が1番上に表示され、その下に計算元となるこれまでの入力値が表示されます。
入力に間違いがないか最下段までチェックしていきます。
問題なければ下の「次へ」を選択します。
住民税は基本無視でOK
所得の額などによってはここは変わってきますが、基本的にこの欄は無視します。
無視=住民税については申告しない ということです。
還付金の受取方法を選択
”ゆうちょ”でのみ受取れるので、好きな受け取り方を選択します。
申告書を送信する
以下の画像の3項目で入力すべきものがあれば入力していきます。
私の場合はありませんでしたので、すべて「いいえ」としました。
送信のためにはまたマイナンバーカードが必要です。
基本的には先ほどと同じ流れでカードを読み取っていきます。
以下のとおり画面のアナウンスに従って操作していきます。
送信結果を確認する
無事データが送信できたら、以下の画面に移ります。
意図した税務署に送信できているか確認して「次へ」を選択します。
確定申告書を印刷する
お疲れ様でした!
最後に確定申告書.pdfを印刷orファイルダウンロードしておけば、いつでも申告結果を振り返ることができます。
まとめ
この記事では、スマホを使ったe-tax確定申告について解説してきました。
それにしても…めんどくさいですね。
しかも1年越しということで忘れている内容もあって、思い出しながら、調べながらやるから作業が遅い…
そしてまたきっと1年後には忘れているでしょうから、備忘も兼ねて今回記事を作成しました。
ご参考になれば嬉しいです。
ではまた!
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